甘みの強さや栗本来の風味や香り等がパティシエや料理人か ら高く評価されており、「やまえ栗」を使った菓子等が高級ク ルーズトレインや国際線ファーストクラスのデザートとして使われています。
また、毎年開催される「やまえ栗まつり」は、村の人口が倍 以上になるほどの来場者でにぎわい、山江村といえば「やまえ栗」という認識が需要者に定着しているほか、村の観光や経済 を支える重要な特産品となっています。
2024年3月27日、「やまえ栗」が地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
地理的表示(GI)保護制度とは、農林水産省の制度で、その地域ならではの自然的、人文的、社会的な要因の中で育まれてきた品質、社会的評価等の特性を有する産品の名称を、地域の知的財産として保護する制度です。
ビジネスにおいては、その地域ならではの要因と結び付いた品質、製法、評判、ものがたりといった、産品の強みや魅力が見える化されるとともに、国内外における模倣品対策によりGI産品の名称・ブランドが保護されます。
登録番号:第151号
登録の年月日:令和6年3月27日
特定農林水産物等の区分:第1類 農産物類 果実類(くり)
特定農産物等の名称:やまえ栗(ヤマエグリ)、Yamae Guri、Yamae Chestnut
登録生産者団体:やまえ栗振興協議会(熊本県球磨郡山江村大字山田甲1356-1)
登録内容
農林水産省のHP
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gi_act/register/0151/index.html
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